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「学び合う」教室の創造と学びの共同体としての学校の創造は、教師達の共通の願いである。その挑戦は学校と教室に民主主義を実現する挑戦であり、授業において子どもの尊厳を打ちたてる挑戦であり、子ども、教師、保護者が一人ひとりの学ぶ権利を保障し実現する挑戦である。

「公共性」の原理は他者の声に耳を傾け、他者に開かれていることを要求する。他者に対する寛容の精神と多様性を尊重する。「民主主義」の原理は、子ども、教師、校長、保護者が対等な関係で一人ひとりが学校の「主人公」となってその権利を実現し、その責任を担うことを要求する。「卓越性」の原理は、教師も子どもも最上のものを追及する。教師においては、子ども一人ひとりの尊厳と、自らの教育哲学を尊重する。子どもにとっては決して他者との比較ではなく、各々にとって最上のものを追求し「ジャンプの学び」に挑戦し続ける。

佐藤学 「教師たちの挑戦」より

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2012年、佐藤学『学びの共同体』の理念による学校経営、授業経営を目指す。
国頭村でがんばる教師たちを中心に国頭学びの会「ゆい」を結成する。